東京スカパラダイスオーケストラ / ベスト・オブ・トーキョー・スカ 1998-2007 [2CD]

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東京スカパラダイスオーケストラ / ベスト・オブ・トーキョー・スカ 1998-2007 [2CD]
CD
  • アーティスト:
  • 原題:
    BEST OF TOKYO SKA 1998 - 2007
  • ジャンル:
    国内ロック&ポップス
  • レーベル:
    カッティング・エッジ
  • 規格品番:
    CTCR-14528〜9
  • 価格:
    3,300 円(税込)
  • 発売日:
  • 取り扱い店:
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ミニ・レビュー
98年から2007年に至る軌跡を濃縮したベスト。チバユウスケ、奥田民生、甲本ヒロトなどをフィーチャーした“歌モノ・シリーズ”も完全収録。“東京スカ”を追求する男達の情熱と音楽的深化がストレートに伝わってくる。新ドラマー、茂木欣一のビートが素晴らしい。
ガイドコメント
カッティング・エッジ移籍後の10年の軌跡を詰め込んだ、スカパラのベスト盤。多彩なゲスト・ヴォーカルを迎えた“歌モノ”シングル曲や、ツボをおさえたインスト楽曲などが満載だ。
チャート
  • TOWER RECORDS 札幌 アルバム総合
    8位 (2007/8/20)
  • TOWER RECORDS ジャパニーズ ロック&ポップス アルバム
    8位 (2007/5/7)  ⇒  18位 (5/14)  ⇒  18位 (5/28)
収録曲
[Disc 1]
01DOWN BEAT STOMP
スカの愉しさを分かりやすい味付けで調理した、底ぬけに陽気なパーティ・チューン。スカの裏打ちの間を縫って入ってくる、合いの手ヴォイスが絶妙。ホーン隊の高らかな響音、繰り出される大合唱は終始鳴り止まない。
02火の玉ジャイヴ
99年にシングル・リリースされたインスト曲。「シング・シング・シング」風イントロで始まるブギ・ナンバーで、ロックンロールな後半へとにぎやかに展開。中盤のコール&レスポンスが、いかにもライヴ映えしそうだ。
03めくれたオレンジ
大人の魅力が前面に出たラヴ・ソング。重い感じはなく、軽快なのがスカパラらしいアレンジだ。ラテンの跳ねるリズムに、思わず踊らされそう。ゲスト・ヴォーカルに田島貴男を迎え、華やかな楽曲にさらに花が咲く。
04CALL FROM RIO
大ヒット盤『Stompin' On DOWN BEAT ALLEY』収録のラテン風スカ・ナンバー。軽やかなピアノを中心とした南国情緒あふれるサウンドが実にのどか。ドラムが派手になるエンディングも聴きどころだ。
05Natty Parade (Shaken Mix)
エンジニアの渡辺省二郎によるリミックス。基本的に2小節を繰り返すだけのブラスの旋律も、合唱風コーラスのメロディも“キャッチー過ぎる”と言っていいほどポップで耳なじみが良い。エフェクトの使い方はさすがエンジニア!
06星降る夜に
“歌モノ・シングル3部作”の第3弾。ゲスト・ヴォーカルは、甲本ヒロト。軽快なスカのリズムにのって甲本は、叫ぶこともお尻を出すこともなく、このロマンティックな曲を気持ちよく歌い上げている。
07SKA ME CRAZY
ファンならNARGO(tp)がピアニカを持った時点でそれとわかるライヴ人気曲。会場のオーディエンスとの一体感を助長する、いわゆるシンガロング主体のスカ・ナンバー。当然、メロディはシンプルかつ勢い重視だ。
08Ocean To Ocean
マリンバを取り入れたインスト・ナンバー。ブラス隊の奏でる大らかな主旋律がタイトルの海を彷彿とさせ、ラウンジ系のような落ち着いた味わいに。曲の前後の怪しげなフレーズが全体を程よく引き締めている。
09愛があるかい?
ややベタな歌謡曲調のスカ・ナンバー。ヴォーカルは98年から1年間、固定メンバーとして在籍した杉村ルイで、愛を賛美するポジティヴな歌詞も彼が手掛けている。青臭さはあるが、その懸命な歌いっぷりが実によい。
10STROKE OF FATE
歌モノ3部作で知名度を上げた彼らがバンドのプライドをかけて2004年に発表したインスト・シングル曲。至極シンプルなコード進行だが、タイトなアンサンブルと熱の入った各ソロが硬派でダンディな印象を与える。
11銀河と迷路
ドラマ主題歌ともなった今作は、ドラムス茂木欣一をヴォーカリストに据えた新たな試みに挑戦。爽やかな歌モノは、まるでシティ・ポップ。映える清涼ヴォーカルの裏で、優雅なリズムを刻むスカ・ビートが心地良い。
12WALK BETWEEN RAINDROPS
ライヴでは度々披露されてきたが、音源としては本ベスト盤が初収録となるドナルド・フェイゲンの名曲スカ・カヴァー。沖祐市の体の良いオルガン・ソロと、NARGO(tp)とGAMO(ts)の掛け合いが聴きどころだ。
13雨の軌跡
欧州ツアーを収録したDVD『CATCH THE RAINBOW』のテーマ曲。トランペットのNARGOがヴォーカルを披露した歌モノで、一連の有名シンガーとのコラボ曲に比べると巧さで聴かせるタイプではないが、そのシンプルな歌唱が好印象。
[Disc 2]
01ルパン三世'78
人気アニメ『ルパン三世』のテーマ曲のカヴァー。エッジーなギター・リフを経て分厚いテーマが展開されるロック寄りのサウンドが特徴的。スカパラの代表曲とは言えないが、ライヴ映えする重要なレパートリーだ。
02A Quick Drunkard
ゆったりなレゲエ・リズムの冒頭から、ハイ・テンションなスカ・チューンへとギア・チェンジ。根幹は南国の太陽の下に栄えるレゲエの精神。その優しさと雄大さを生かしつつ、スカパラ風にゴキゲンなアレンジを施した。
03サファイアの星
2005年リリース「追憶のライラック」からはじまる歌モノ・シングル3部作の第2弾。ヴォーカルにCharaを迎え、舌足らずのゆるいヴォーカルに歯切れのいいダイナミックなサウンドが融合した、ファンタジックなナンバー。
04Raise it all
シングル「めくれたオレンジ」にカップリング収録されたミディアム・ナンバー。オーソドックスなアレンジだが、落ち着いたテーマ・メロディと伸びやかなソロが見事に聴き手を引き込む。彼らの実力を感じさせる隠れた名曲だ。
05カナリヤ鳴く空
ゲスト・ヴォーカル企画第2弾。ミッシェルのチバとの異色タッグは当時話題を呼んだが、なかなかどうして彼のがなり声と渋みあるスカ・サウンドは意外な融合をみせる。ロック色の強い仕上がりは、新たな一面の提示。
06SKARADA (Original Version)
哀愁漂うNARGOのピアニカをフィーチャーしたインスト曲のオリジナル・ヴァージョン。スカパラの顔でもあるホーン・セクションが参加していない点がユニーク。ツボを抑えた加藤隆志のギター・ソロも味わい深い。
07追憶のライラック
歌モノ3部作第2弾の幕開けとなった2005年12月発表のシングル曲。ハナレグミこと永積タカシを迎えたミディアム・バラードで、彼特有の素朴な歌声が歌詞中の不器用な男の姿を鮮明に描き出し、涙を誘う。
08Dear My Sister
杉村ルイ(vo)が在籍していた98年のシングル曲。軽快な16ビートの王道J-POPソングで、シンガロング・スタイルのキャッチーなサビが光る。ハーモニカ・ソロやホーン隊がフィーチャーされる終盤も聴きどころだ。
09フィルムメイカーズ・ブリード〜頂上決戦〜
スカパラ節全開の高速インスト・ナンバー。イントロの静かな口笛から13小節の間に一気にテンションを上げ、アグレッシヴなホーン・フレーズへと展開。特に炸裂ソロを披露するピアノと超絶ドラムが凄まじい。
10White Light
人気インスト曲のライヴ音源。「ノルウェーの森」らしきフレーズも飛び出すNARGO(tp)のソロをはじめ、ライヴならではの臨場感あふれる奔放なアンサンブルを堪能できる。作曲者のためか加藤隆志(g)の出番が多い。
11美しく燃える森
奥田民生×スカパラで送る上品なスカ・バラード。なめらかに弾むピアノ、響きを楽しむような音数の少ないホーン。その掛け合いが美しい。狡猾に歌いこなす奥田の順応性にも舌を巻く。ヴォーカリストのチョイスも最良。
12Come On!
アルバム『WILD PEACE』のオープニングを飾った痛快スカ・ナンバー。全編、お得意のシンガロングで、スカパラらしいシンプルでキャッチーなメロディが繰り広げられる。谷中敦のポジティヴな歌詞にも注目。
13世界地図
封入特典
  • ライナーノーツ
アーティスト
  • 東京スカパラダイスオーケストラ
    日本のスカ・バンド。“スカパラ”の愛称で知られる。1985年に結成し、90年にメジャー・デビュー。スカをルーツにした“トーキョースカ”と称する独自の音楽性を築き上げて人気を獲得し、多くの海外公演を経験して世界屈指のライヴバンドへと成長。また……
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https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
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