ミニ・レビュー
彼女の10代最後を飾る第3作。人の声は変わるものだが、本作では少女から成人の声に移ろう狭間のひとときが非常に美しく切り取られ、思わず息を呑む。この声を活かすかのような、静かなアレンジの数々も素晴らしい。「ある晴れた日に」など、まるで別な曲のよう。奇跡の一枚。★
ガイドコメント
クロスオーヴァー・ヴォーカリスト、ヘイリーの祖父母のルーツであるアイルランド音楽や、移住先のニュージーランド・マオリ族の音楽などを収録。初のオリジナル曲や「涙そうそう」のカヴァーも楽しめる、聴きどころが満載の一枚だ。
収録曲
01レット・ミー・ライ
02沈黙の旋律 (featuringハンブリー・バーニー)
03サンタ・ルチア
04シェナンドー (アメリカ民謡)
05ウィスパリング・ホープ
06サマー・レイン
07ダニー・ボーイ (アイルランド民謡)
08歌劇「蝶々夫人」〜ある晴れた日に
09ザ・ハート・ワーシップス
10エ・パリ・ラ (マオリ族伝承歌)
11ソニー
12サマー・フライ
13メランコリー・インタールード
14あなたがそばにいたら
15我とともにいませ
16涙そうそう (英語ver.)