ミニ・レビュー
「ガッツだぜ!」のプロデューサー、伊藤銀次を迎えたウルフルズの移籍第1弾シングル。情熱を忘れずに進め、とアピールする人生応援ソングだが、もちろん、それは自らに対してのメッセージでもあるはず。さすがに説得力が違う。ソウル歌謡の「恋の涙」にも彼らの底力を感じる。
ガイドコメント
ワーナー・ミュージック・ジャパン移籍後第1弾となるウルフルズのシングル。「ガッツだぜ!!」などのヒット曲をともに生みだした伊藤銀次を共同プロデューサーに迎えての意欲作で、彼ららしいアッパー・チューンに仕上がっている。
収録曲
01情熱 A Go-Go
伊藤銀次を共同プロデューサーに迎えての移籍後第1弾シングル。新たな一歩を踏み出したメンバーたちの気持ちをそのまま込めた、情熱がテーマのアッパー・チューンだ。元気も勇気ももらえて、ヘコミ気分もぶっ飛ぶ爽快感が魅力。
02恋の涙
成熟していない恋に身を置く男がつい感じてしまう哀愁や流してしまう涙を、トータス松本が男の色気いっぱいに歌い上げる。昭和歌謡の香りが漂う切なさ全開のブルースで、エレキ・サウンドと野太い声が胸にズンと響く。