ミニ・レビュー
結成12年目に発表した初のフル・アルバム。バンド名とは裏腹に三浦俊一らによるシンセサイザーの音は抑えめだが、リーダーのケラが昔やっていた有頂天の流れに磨きを掛けた、いかがわしくもパワフルなポップ・ミュージックが快活に迫り、憎めない一枚。
ガイドコメント
ヴォーカルのケラ率いるザ・シンセサイザーズ初のフル・アルバム。XTCやディーヴォなど80年代のスタイルを基本に、ニューウェイヴのマスターピースと呼べる作品に仕上げている。
収録曲
01Too Late Jonee
02LIVES
03フリークスも人間も〜点子ちゃんの人間賛歌〜
04新しい椅子
05Drive to TOKIO
06ELEPHANT LAKE (Instrumental)
07贅沢な骨
08猫と和尚さんと象
09ドリル節
10メアリー・パンプキン・ヘッド
11サヨナラのセオリー
12象のサッカー
13ダンプ・セサミ・ダンプリング
1415頭の容赦ない象
15神様とその他の変種