ミニ・レビュー
3ヵ月連続コラボ・シングル第3弾は、津軽三味線ユニットの吉田兄弟をフィーチャー。エキゾティックな歌声と和の音色の融合が、オリエンタルなロック・サウンドを醸し出している。“タカタンタン、スウィート・サウンド・オブ・ザ・シャミセン”のフレーズが最高。
ガイドコメント
Monkey Majikによるコラボレーション・シングル3部作の最終章。津軽三味線を華麗に操る兄弟ユニット・吉田兄弟を迎えての作品で、バンド・サウンドと三味線が融合した“和洋折衷”ロックが展開されている。
収録曲
01Change (Monkey Majik+吉田兄弟)
コラボレーション・シングル3部作最終章。津軽三味線の吉田兄弟との顔合わせにより、これまでにない和洋折衷ロックに仕上がった。叩き付けるような三味線のビートが、驚くほどロックとマッチしている。
02Car Crash
何の違和感もなくリズミカルなイントロを奏でる津軽三味線に驚かされる1曲。曲名のハードなイメージとは異なり、耳あたりの良いポップ・ロックに仕上がっている。“モマジ”の美しい英詞コーラスを三味線が盛り上げる。
03Mr.Postman
アコギが紡ぎ出す切ないメロディがしっとりと胸に響くスロー・チューン。ある郵便配達人の日々の暮らしを通して、人間の喜怒哀楽を歌い上げていく。60年代フォーク・ロックを彷彿とさせるけだるさが満ちている。