ミニ・レビュー
グレッグ・アンダーソンとスティーヴン・オマリーが98年に結成したユニット、サン。2007年の初来日を記念し、彼らの軌跡が一挙に発売された。いずれもボーナス・ディスク付きの“拡大版”である。『ホワイト1』は2003年リリースの4枚目のアルバム。ルンヒンド・ガメルセターらのゲストを迎えた“ホワイト・シリーズ”の第1弾にあたる。翌年の『ホワイト2』は「ヘルーO)))−ウィーン」を含む彼ら屈指の人気作。2005年の『ブラック・ワン』では一匙のポップ性を加えた音世界が、息を呑むほど美しい。
ガイドコメント
2003年発表の4thアルバム。ジュリアン・コープの朗読参加で知られる本作では、強烈なインパクトのドローン・サウンドが展開されている。ロンドンで収録の貴重なライヴ盤を併録。
収録曲
[Disc 1]
01マイ・ウォール
02ザ・ゲイツ・オブ・バラード
03ア・シェイヴィング・オブ・ザ・ホーン・ザット・スピアード・ユー
[Disc 2]〈LXNDXN SUBCAMDEN UNDERWORLD〉
01ザ・ライベイションズ・オブ・サムヘイン
02サン vs ディガーズ