ミニ・レビュー
13枚目のシングルは、日韓合作映画『初雪の恋〜ヴァージン・スノー』の主題歌。恋人たちの未来を歌ったポジティヴなラブ・ソングだが、どこか超然としたたたずまいは、やはり彼独自のもの。「明けない夜はないってことを明けない夜に考えていた」も超然とした彼の人生観がうかがえるポジティヴ・ソング。
ガイドコメント
日韓合作映画『初雪の恋 ヴァージン・スノー』の主題歌を収録した13枚目のシングル。森山直太朗独特の心の琴線に触れる歌声を活かした、壮大なナンバーに仕上がっている。
収録曲
01未来〜風の強い午後に生まれたソネット〜
日韓合作映画『初雪の恋ヴァージン・スノー』主題歌。恋人への思いを叙情的かつファンタジックな歌詞の中に綴ったミディアム・テンポのラヴ・ソングで、壮大なオーケストレーションと直太朗のファルセットの融合が感動を呼ぶ。
02明けない夜はないってことを明けない夜に考えていた
アコースティック・ギターを抱え、ハモニカをくわえた直太朗が歌い上げるスロー・バラード。変わらぬ日常の中に潜む葛藤や誰もが抱く漠然とした不安がテーマ。得意の高音ヴォイスが青春の火傷のようにひりひりと伝わってくる。
03未来〜風の強い午後に生まれたソネット〜 (森山直太朗 ワールドツアー2007「全ての柔らかいモノのために」)