ミニ・レビュー
フィリー・ソウル的なニュアンスを伝えるストリングス、ラテン・テイストを感じさせるパーカッション、どこまでもポップに展開していくメロディ・ライン。質の高いサウンドを誰にでも楽しめるスタイルで描き出す、EXILEのコンセプトを端的に示すサマー・チューン。
ガイドコメント
2007年5月発表のシングル。新パフォーマー・AKIRAとヴォーカル・TAKAHIROを迎えて7人組となった新生EXILEが打ち出す、夏を彩るラブ・ソング。爽やかさと男らしさが滲み出た秀作だ。
収録曲
01SUMMER TIME LOVE
心地よいソウルネスを軸にしたバンド・サウンドと伸びやかなグルーヴを描くヴォーカルがひとつになった、まさに夏にぴったりの爽やかなポップ・チューン。ファンキーなベースとバウンシーなピアノがかっこいい!
02響〜HIBIKI〜
人を愛し、時に傷つき、それでも人は胸の痛みを抱えたまま歩いていく……。普遍的なテーマをシンプルに綴ったリリックは、ATSUSHIの手によるもの。内省的でありながら、前向きな力を与えるバラードだ。
03SUMMER TIME LOVE (Instrumental)
04響〜HIBIKI〜 (Instrumental)
05Choo Choo TRAIN (初回のみ収録)
リーダー、HIROが参加していたZOOの代表曲のカヴァー。コーラス&ダンス・ユニットにおいて、これほどぴったりの選曲はない。単になぞるだけではない、抑えの美学を貫いた楽曲構成も素晴らしい。