ミニ・レビュー
幻想曲をテーマにしたシングル。星空を眺めているときの神聖な気持ちを響かせるミディアム・チューン「Sagittarius」のほか、スピード感あふれる英語詞のナンバー「Macbeth」、ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの「I'm Waiting for the Man」カヴァーを収録。
ガイドコメント
SUEMITSU&THE SUEMITHの2007年5月発表のシングル。フジテレビ系アニメ『のだめカンタービレ』のエンディング・テーマで、のだめオーケストラが奏でるクラシカルなサウンドが魅力だ。
収録曲
01Sagittarius (SUEMITSU&THE NODAME ORCHESTRA)
フジテレビ系アニメ『のだめカンタービレ』エンディング・テーマとなった、SUEMITSU&THE NODAME ORCHESTRA名義によるドラマティック&メロウなミディアム・バラード。上品かつダイナミックなメロディがとにかく気持ちいい。
02Macbeth
ミト(クラムボン)のアグレッシヴなベース・プレイも印象的なスピーディ・ロック・チューン。シェイクスピアの『マクベス』をモチーフにした幻想的な英語詞からも、SUEMITSUの奥深い才能がはっきりと伝わってくる。
03I'm Waiting for the Man
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの名曲を、タイトなピアノ・サウンドでカヴァー。やはりヴェルヴェッツの代表曲である「サンデー・モーニング」「ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート」のフレーズも顔を出す。