ミニ・レビュー
好評のコンセプト作『紅盤』からのリカット・シングル(両A面仕様)。恋愛の葛藤を悩ましげに吐露する1、3曲目。何気ない日常描写の楽しさと哀愁で駆け抜ける軽快な2曲目。彼の非凡な才覚がわかりやすく発揮された、バラード/アップ・ナンバーのカップリングだ。
ガイドコメント
斉藤和義の2007年6月発表のシングルは両A面使用。恋愛における不安と葛藤をテーマにした「君は僕のなにを好きになったんだろう」と、人気作家の伊坂幸太郎とのコラボによる「ベリーベリーストロング〜」が楽しめる。
収録曲
01君は僕のなにを好きになったんだろう
コンセプト・アルバム『紅盤』収録曲を新アレンジでシングル化。コピーライター・一倉宏とのコラボ第2作で、恋愛における不安と葛藤を歌う。ボサ・ノヴァ調のサウンドが、恋愛の熱っぽさをみごとに表現している。
02ベリーベリーストロング〜アイネクライネ〜 (シングルバージョン)
斉藤和義のファンという作家、伊坂幸太郎が書き下ろした『アイネクライネ』にインスパイアされ、完成させたアッパー・チューン。アルバム『紅盤』収録ヴァージョンに疾走感を加えたアレンジは、日常に潜む焦りが伝わってくるよう。
03君は僕のなにを好きになったんだろう (バージョン2)