ミニ・レビュー
FOE/EL-MALOの會田茂一をプロデューサーに迎えた、通算13枚目・移籍第1弾シングル。発売日は彼女たちのデビュー日である6月28日。昭和の歌謡曲を彷彿させる独特のメロディは、さらに進化を遂げ、なんともクセになる作品だ。
ガイドコメント
3ピース・ロック・バンド、GO!GO!7188のBMG移籍第1弾シングル。木村カエラのプロデュースなどでも知られる會田茂一を迎え、ポップさの際立つサマー・チューンに仕上げている。
収録曲
01真夏のダンスホール
移籍第1弾シングルとなった、どことなく昭和歌謡の香りを漂わせたサーフ・ロック。真夏のダンスホールで繰り広げられる出会いを妄想するという、悲しき仕事人間のためのサマー・チューンだ。エレキとコーラス・ワークが魅力。
02アイムラッキーガール
ズチャッズチャという独特なビートが打ち鳴らされる中で、個性的なヴォーカルで展開していく歌謡ロック・チューン。おバカなふりして生きている女の子のしたたかさや野望が、ユウとアッコの絡み合う声で表現されていく。
03できもの
忘れ去ったはずの心の傷や胸の奥底の痛みを思い出してしまったことを歌う、切ないスロー・バラード。ゆったりとした世界観がアコースティック・ギターによって奏でられていく。一発録りによる曲ということでも注目だ。