ミニ・レビュー
“鈴木雅之+黒沢薫(fromゴスペラーズ)”によるソウル・デュオのデビュー・シングル。作曲は黒沢、さらに松尾潔(作詞)、菱川亜希a.k.a.OCTOPUSSY(編曲)という豪華なメンバーによるタイトル・チューンは、遊び心と音楽性の高さが同居した大人のソウル・ポップ。
ガイドコメント
鈴木雅之と黒沢薫(ゴスペラーズ)からなるソウル・デュオ、エナメル・ブラザーズのデビュー・シングル。TAKE(Skoop On Somebody)と村上てつや(ゴスペラーズ)のユニット、“武田哲也”による武田鉄矢のカヴァー曲も収録。
収録曲
01She's My Girl
大人の洗練とギラギラとした男臭さが絶妙なバランスでレイアウトされた、高品質のソウル・ポップ・チューン。鈴木雅之と黒沢薫(ゴスペラーズ)の個性あふれるコーラス・ワーク、バウンシー&ソウルフルなアレンジも絶品。
02モテるのもラクじゃない (Want More Love)
田島貴男の作曲による濃密にして軽快なファンキー・チューン。ひとりのオンナとのシリアスな恋愛に囚われるよりも軽やかに生きていたいのさという詞は、プロデューサーの松尾潔によるもの。これぞオトナのポップ・ミュージック!
03母に捧げるバラード
TAKE(Skoop On Somebody)と村上てつや(ゴスペラーズ)のユニット“武田哲也”が、海援隊の名曲をカヴァー。ホーン&ストリングスをフィーチャーしたソウルフルなアレンジメントがとにかく楽しい。