ミニ・レビュー
日本のジャズの屋台骨を支えてきたベース奏者の71年作。ジャズの新しい可能性を提示するかのような示唆に富んだ楽曲を、金井や高柳、俊英として注目を集めていた日野、峰、さらにはクラシック畑の名手、小泉らが独自の個性・解釈で、優れて刺激的な即興演奏を展開。
ガイドコメント
日本を代表するベーシストの金井英人が1971年にスリー・ブラインド・マイス・レーベルで録音したアルバム。一貫した音楽観が表出した一枚で、何度聴いても決して飽きることのない演奏が味わえる。
収録曲
01APRIL SONG FOR KANAI, ZUI - ZUI - ZUI - DU - TUBADABA
02Q
03KALEIDOSCOPE
04MEDITATION
演奏
金井英人(B) (1)(2)峰厚介,アラン・プラスキン(AS) (1)鈴木雅通(TP) (1)原田忠幸(BRS) (1)(2)日野元彦,(3)(4)山崎弘(DS) (2)神田重陽(シロフォン) (4)小泉浩(FL) (4)高柳昌行(G)