ミニ・レビュー
ファラオ・サンダースがアフリカ回帰を前面に打ち出した70年代の作品。アフリカ音楽、フリー・ジャズ、フォークなどが渾然一体となったワールド・ミュージック、あるいはアース・ミュージックといったところ。アグレッシヴなサックスも聴きもの。世界初CD化。
ガイドコメント
コルトレーンゆかりの「セルフレスネス」を取り上げたことでも知られる一枚。当時のファラオ・サンダースとしては比較的少ないメンバーでの演奏だが、パーカッシヴな面はやはり強調されている。
演奏
ファラオ・サンダース(SS,TS,FL) ジェームス・ブランチ,ジョー・ボナー(FL) セシル・マクビー(B) ノーマン・コナーズ(DS) ローレンス・キリアン,ムトゥーメ,バダル・ロイ(PERC)