ミニ・レビュー
宮本文昭の娘、笑里(えみり)のデビュー作。彼女は14歳の時にドイツ学生音楽コンクールデュッセルドルフで第1位入賞、すでにオケの公演やフェスティバルで活躍。やや細身ながらよく歌うヴァイオリンは聴き手を爽やかな気分に誘う。父娘共演「アヴェ・マリア」「第三の男」も収録した注目盤。
ガイドコメント
演奏活動から引退した宮本文昭の娘、笑里のデビュー・アルバム。大島ミチルや岩代太郎らのナンバーをはじめ、ヴァイオリンの魅力があふれた親しみやすい選曲となっている。文昭との親子共演も聴き逃せない。
収録曲
01Le Premier amour (大島ミチル)
02スラヴ幻想曲 (ドヴォルザーク/クライスラー編)
03アヴェ・マリア (featuring 宮本文昭) (カッチーニ/クライスラー編)
04passion cachee〜秘めた思い〜 (松本俊明)
05ヴォカリーズ (ラフマニノフ/シリトー編)
06亡き王女のためのパヴァーヌ (ラヴェル)
07無言歌集〜ソロ・ヴァイオリンと弦楽オーケストラの為に (岩代太郎)
08ダッタン人の踊り (ボロディン)
09主よ、人の望みの喜びよ (バッハ)
10第三の男 (featuring 宮本文昭) (A.カラス)