ミニ・レビュー
1950年代の後半に活躍後に引退、80年代に復帰したオードリー・モリスのセカンド・アルバム。マーティ・ペイチの編曲、ステュ・ウイリアムソンをはじめ西海岸の腕利きたちを迎えて録音された。スロー・ナンバー中心で、ゆったりとした甘美な歌を聴かせている。
ガイドコメント
歌の表情にデリカシーがあり、じっくりと聴かせるタイプのシンガー、オードリー・モリスの1956年録音作。インティメイトな雰囲気の歌は、アン・バードンあたりにも影響を与えた。マーティ・ペイチが編曲指揮、魅力を見事にとらえている。
収録曲
01I NEVER MENTION YOUR NAME
02IT'S ALWAYS YOU
03HOW 'DJA LIKE TO LOVE ME
04GLAD TO BE UNHAPPY
05WHAT MORE CAN A WOMAN DO
06IF LOVE WERE ALL
07BLUE TURNING GRAY OVER YOU
08IF YOU COULD SEE ME NOW
09I GO FOR THAT
10I WONDER WHAT BECAME OF ME
11YOU IRRITATE ME SO
12MY OLD FLAME
演奏
オードリー・モリス(VO) ステュ・ウイリアムソン(TP) ビル・ピットマン(G) ジョー・モンドラゴン(B) マーティ・ペイチ(指揮,CELESTE) ベツレヘム・ストリングス (1)〜(4)アルヴィン・ストーラー,(5)〜(12)アーヴ・コットラー(DS)