ミニ・レビュー
34枚目のシングルは、90年代のユーロ・サウンドと懐かしの歌謡曲が混ざったようなキャッチーさ。聴き覚えはあるんだけど、エッジがほどよく利いたサウンドと、彼女たちの強気のヴォーカルにより現代にしか生まれない楽曲になっている。大人っぽさが色濃く漂っているのだ。
ガイドコメント
高橋愛がリーダーになって初となる、通算34枚目のシングル。第8期メンバーとして中国からの留学生、ジュンジュンとリンリンが加入。結成10周年のアニヴァーサリー・イヤーに、さらに進化したサウンドを聴かせてくれる。
収録曲
01女に幸あれ
34thシングルは、孤独な女性たちを応援するダンス・チューン。高橋愛がリーダーとなり、中国出身留学生(ジュンジュン、リンリン)を加えた9人編成による初のナンバー。どこか昭和歌謡のテイストを漂わせながらも、いきおいのある楽曲に仕上がった。
02Please!自由の扉
明るい未来への思いや胸いっぱいの夢を歌ったポップ・ロック・ナンバー。激しいビートと元気なコーラスが混じり合い、“新生モー娘。”のリアルな心境を等身大に表現している。スタンダードな青春応援歌だ。
03女の幸あれ (Instrumental)