ガイドコメント
嵐の7枚目となるオリジナル・アルバム。ヒット・シングル曲「アオゾラペダル」や「We can make it!」をはじめ、親しみやすいポップ・ソングが満載。メンバー5人の個性的なヴォーカルが味わい深い。
収録曲
01Oh Yeah!
スピード感のある音の流れとメリハリの効いたドラムのリズムが爽快なポップ・チューン。ソロ部分ではメンバーの声の魅力が生かされ、大人っぽい魅力が漂ってくる。随所に差し込まれる、高揚感たっぷりのエレキ・ギターも刺激的だ。
02Love so sweet
03WAVE
サックスの音色が夏の雰囲気を作り出すアダルト・ポップ・チューン。絶対音感を持つサックス奏者が参加し、最高のグルーヴ感を創出している。櫻井翔のラップとサックスの掛け合いも絶妙で、質の高い音世界を堪能できる。
04We can make it!
05Firefly
“蛍”を意味するタイトルを付けた、夜のムードたっぷりのメロディアス・ポップ。緊迫感をたたえたキーボードの演奏と低音のラップを絡め、曲全体に怪しい雰囲気を漂わせている。歌謡曲を彷佛とさせる切ないメロディが懐かしい。
06太陽の世界
櫻井翔のラップがたっぷり楽しめるポップ・チューン。2003年発表の「Lucky Man」と並ぶ複雑なラップが聴きどころ。華やかに弾けるトランペット&ホーンの演奏とダンサブルな音展開、そして調和の取れたメンバーの歌声が力強い。
07Carry on
アコースティック・ギターの爪弾きが、しっとりとした哀愁を感じさせるバラード。優しく柔らかな演奏をバックに切々と歌い上げるソロが、彼らの歌唱力の成長を伝えてくる。自分を信じることの大切さを歌う詞に勇気付けられる一曲。
08ROCK YOU
綺麗なピアノのメロディと恋心を歌う幸せな詞が新鮮に響くアッパー・チューン。マイクから徐々に遠ざかって作ったという、ラップの最後のディレイ部分がアナログで面白い。純粋な愛を語るヴォーカルが、明るく幸せなムードを作っている。
09Cry for you
うねり狂うギター演奏が激しく重厚なロック風ナンバー。重々しく濃密な音の世界にダンサブルなリズムを加えて、豪華なサウンドに仕上げている。低く抑え気味に歌う声も、胸騒ぎを覚えるほどミステリアスだ。
10Love Situation
弾むようなリズムとサックスの音が爽やかなグルーヴを描き出す爽快ポップ・チューン。始まったばかりの幸せな恋の時間を楽しそうなヴォーカルで表現している。思わず踊り出したくなる明るいメロディに、心がパッと華やぐようだ。
11風
爽やかで甘酸っぱいミディアム・ポップ。たおやかな空気感をはらむストリングスを中心に、繊細なメロディを作っている。オーストラリアの砂漠を移動中に制作したというラップも壮大だ。アレンジはケツメイシの「さくら」の編曲者、Naoki-t。
12Be with you
しっとりと穏やかなピアノの伴奏を背景に、優しい歌声が楽しめるバラード。人を強く愛することの大切さとその幸せな充足感を、飾らない素直な言葉で綴っている。メンバーの歌声の魅力をソロパートが十分に引き出している。
13LIFE
アコースティック・ギターの素朴な音に心安らぐミディアム・ポップ。遅く目覚めた晴れた朝に、自分のことをぼんやりと思いやる詞が物語のよう。“大切なことは僕らの幸せのカタチ”という言葉が胸に染み込んでくる。
14アオゾラペダル
15Everybody前進