ミニ・レビュー
結成20周年を迎えたスピッツ通算33枚目のシングルは、植村花菜、大橋卓弥(スキマスイッチ)をゲスト・ヴォーカルに、初の全編3声ハーモニーでまとめている。結果は初顔合わせと思えない素晴らしい調和で、清涼感あふれるギター・ポップ作に。★
ガイドコメント
2007年7月の結成20周年を記念するかのようなタイミングで発表される、通算33枚目のシングル。ベテランの風格を漂わせる演奏力と彼ららしいみずみずしさが同居した、夏にぴったりのナンバーだ。
収録曲
01群青
バッキング・ヴォーカルに植村花菜、大橋卓弥(スキマスイッチ)を迎え、全編3声のハーモニーでまとめたポップ・チューン。アルペジオ中心の清涼感あふれるギター・アンサンブルとともに、爽やかさを届けてくれる。
02夕焼け
ギターのダークな響きから始まるスローなフォーク・ロック。昼と夜の境目の時のように、2人の気持ちが曖昧に広がっていく。悲しいほどにキレイな夕焼けに託して、揺れる心をロマンティックに表現している。