ミニ・レビュー
クランチの利いたハードなギターが印象的な「SAMURAI」をフィーチャーしたマキシ。とはいってもオリジナル4曲を収録サバービア・テイストなソウル・チューン「約束〜Flowers Song〜」、ゴスペルの雰囲気を持ったミディアム・バラードの「約束〜World wing〜」など、ミニ・アルバムといってもほどに聴きごたえ十分。
ガイドコメント
タッキー&翼の9枚目のシングルは、日本テレビ系『PRIDE&SPIRIT 日本プロ野球2007』のイメージ・ソング。夏に映えるアゲアゲのナンバーで、熱くしなやかな歌唱を披露している。カップリングには、各々のソロも収録。
収録曲
01SAMURAI (タッキー&翼)
クランチの効いたエレクトリック・ギターの鋭角なリフが印象的なハード・ロック・ナンバー。2番への導入部分の意表をつくブレイクなど、CHOKKAKUのセンスのよいアレンジによって、シャープかつワイルドな魅力を存分に引き出している。
02約束〜Flowers Song〜 (滝沢秀明)
滝沢秀明のソロによる、バウンス16ビートのソウル・ナンバー。ワウワウを使用したオールド・テイストのグルーヴィなギターとレゲエのようなオフ・ビートをフィーチャーした、ミクスチャー的なトラックがユニークだ。
03約束〜World wing〜 (今井翼)
今井翼のソロによる、黒っぽさ感じるミディアム・バラード。シンプルなトラックをバックに、詞を噛み締めながら優しく丁寧に歌う。ゴージャスでジェントリーなゴスペル風コーラスへと展開するサビも聴き応えあり。
04HIMEGOTO (タッキー&翼)
生のホーン・セクションをフィーチャーしたブラス・ロック・ナンバー。シカゴというよりも“和製アース・ウインド&ファイアー”スペクトラムを彷彿とさせる歌謡曲テイストだ。ユニゾン・ヴォーカルも曲の勢いとあいまって非常にパワフル。
05SAMURAI (karaoke)