ミニ・レビュー
「朝日のあたる家」のゲストにフリゼールと、リニューアル・ベース・ディザイアーズをも想起させるエマーシー移籍第1弾には、盟友スワロウ、スチュワートの名も。が、過去作との対照比較を無意味と化し、ジョンの全キャリア&カラーを、アルバム・曲中で渾然とさせた快作。「ベター・ニュー・チューン」がボーナス。★
ガイドコメント
EmArcy移籍第1弾となる2007年9月発表のアルバム。トリオ編成を基本に、“ジョンスコ”ならではの超絶プレイが堪能できる。ローリング・ストーンズの「サティスファクション」のカヴァーにも注目。
収録曲
01THE LOW ROAD
02DOWN D
03STRANGENESS IN THE NIGHT
04HECK OF A JOB
05BEHIND CLOSED DOORS
06HOUSE OF THE RISING SUN
07SHOE DOG
08MEMORETTE
09TRIO BLUES
10PRETTY OUT
11I CAN'T GET NO SATISFACTION
12BETTER NEW TUNE
演奏
ジョン・スコフィールド(G) スティーヴ・スワロウ(EL-B) ビル・スチュワート(DS) ロジャー・ローゼンバーグ(BRS,BS-CL) ジム・ピュー(TB) ローレンス・フェルドマン(TS,FL) ジョン・スワナ(TP,FLH) ビル・フリゼール(TREMOLO-G)