挑戦的に襲い掛かってくる激しいギター・リフと切れ味のある西川貴教の高度なヴォーカルが堪能できる、ハード・ロック・チューン。一人の人間としてあるがままに生きることを描いた英詞は、西川自体の迷いのない精神を表わしているようだ。

タフなギター・リフ、疾走感あふれるヴォーカル、厚みのあるサウンド。「咆哮＝HOWLING」をテーマにしたリリックを、熱く覆い尽くすヘヴィなロック・チューン。TBS系アニメ『DARKER THAN BLACK -黒の契約者-』のオープニング・テーマ。

耽美的なピアノの旋律とゴス調の妖しく冷やかなメロディが官能的なバラード・ロック。切なく胸をかき立てる岸利至のテクニカルなプログラミングと悲壮感を帯びたヴォーカルが、聴き手を彼らの音世界へと引きずり込んでいく。

西川貴教率いるバンドのデビュー・シングル。テレビ東京系アニメ『D.Gray-man』主題歌で、疾走感満点のハードなサウンドが展開していく。エッジの効いたオルタナティヴ・サウンドに、激しくも切ない男の思いが融合する！

ツインのギター・ソロが80年代の香りを漂わせる、ハードなギター・ロック。スクラッチ音から始まる凝ったイントロと徐々にリズムを変えていく高度な構成など、徹底して作り込んだ職人的サウンドに心を奪われる。

4つ打ちのリズムが爽やかなポップ色を添える、疾走系ロック・チューン。力強いピアノの演奏と激しいギターの絡みが、不思議な爽快感を作り出している。複雑な音作りをしながらも聴きやすさを重視する、彼らの音楽観が生きる仕上がりだ。

バンド結成のきっかけともなった、密度の濃いハード・ロック。変拍子で打ち込まれるドラム＆荒れ狂うベースと作り込んだ扇情的なメロディには、メンバーの個性が存分に活かされている。複雑なのにサラっと聴けるところも彼ららしい。

中世の世界観を思わせる詞が神秘的で力強いロック・バラード。サビでのまさに入魂の一言に尽きるヴォーカルと劇的なアレンジが胸に刺さる。プレイステーション3専用ソフト「FolksSoul -失われた伝承-」主題歌。

“HOME MADE 家族”のMICROの参加で、新たなロック世界を切り拓いたラウド・トラック。MICROの力強いラップと轟音系のサウンドが、曲を力強く盛り上げる。彼らが“ビギナーもプロも楽しめる”と話す完成度の高い作品。

テクノ・エレクトロ調のロック・チューン。西川貴教のフィルターの掛かった歌声や激しく打ち込まれるドラミング、2本のギターの巧みなリフに、バンドのクリエイター力が生きている。韻を踏んだ英詞も音にはまって気持ち良い。

BUCK-TICKの名曲のカヴァー。彼ららしいダークなヘヴィネスで味付けをし、原曲とは一味異なる世界観を作っている。すべての楽器が厚く重々しく熱をはらみ、BUCK-TICKが持つ退廃的な雰囲気を守っている。

前半はピアノの演奏を中心に据えたヒーリング・インストゥルメンタル、中盤からストリングスを取り入れたトランス風味のデジタル・サウンドへと変わる展開が巧み。ナチュラルとデジタルを対照的に配した、岸利至のアレンジ・センスが光る。