ミニ・レビュー
24枚目のシングルは、宮沢和史(作詞)、森俊也(編曲)といったクリエイターが参加したラバーズ・ロック。しなやかな裏打ちのビートを中心としたトラックの中で、甘く、切なく、憂いを帯びたヴォーカリゼーションと“地上の楽園”をテーマにしたリリックがゆったりと舞う。
ガイドコメント
“ジャマイカ・レゲエ界の怪物”ことスティーブン・マクレガーとタッグを組んだ24枚目のシングル。心地良い裏打ちのビートと大らかなストリングスがスピリチュアルなムードを醸し出すなか、彼女の繊細なヴォーカルがひときわ精彩を放っている。
収録曲
01永遠の詩 (performed with STEPHEN McGREGOR・CHINO)
東京のレゲエ・シーンを代表する森俊也(JUNGLE ROOTS)、ジャマイカの新鋭クリエイター、スティーヴン・マクレガーが参加したラヴァーズ・ロック・チューン。“ここではない、どこかへ行きたい”という想いが伝わる歌が素晴らしい。
02You'd Be So Nice To Come Home To (performed with 勝手にしやがれ)
“勝手にしやがれ”との共演によるカヴァー。中島自身「スタンダード・ジャズがいちばん違和感なく歌える」というだけあり、シックな情感が伝わるヴォーカルはかなり高品質。ナチュラルなスウィング感がなんとも気持ちいい。
03永遠の詩 (Instrumental)