ミニ・レビュー
2007年は、エルガー生誕150年だそうで、まとまって出てきました。マッケラスの「エニグマ」が、バシッとメリハリがついて、なかなかカッコいい。ショルティも同じスタイルの指揮で、決まりすぎくらい。曲もドラマティック。バーンスタインもさすがに盛り上げ上手。
ガイドコメント
3人の指揮者による録音を1作ずつ集めたエルガー集。「エニグマ変奏曲」は、妻や友人を暗示した13の変奏曲と終曲からなる「謎」の変奏曲。「南国にて」は40代後半の作、もう1曲は仮面劇のための音楽だ。
収録曲
エルガー:
01エニグマ変奏曲op.36
02序曲「南国にて」op.50
03「インドの王冠」op.66〜モガル士侯たちの行進曲
演奏
(1)チャールズ・マッケラス指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 (2)ゲオルグ・ショルティ指揮 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 (3)レナード・バーンスタイン指揮 BBC交響楽団