ミニ・レビュー
ほとばしるパッション、艶やかな音色、キレよく確かなワザ。若き日の藤川のヴァイオリンの“華”が横溢する佳演の復刻である。情のうねりと対峙しつつ熱く高揚するフランクもなかなかだが、充実した響きで覇気をもって弾ききったベートーヴェンが出色。
ガイドコメント
1970年のチャイコフスキー・コンクールで第2位となった翌年の録音。強い自己主張がなされた個性的な演奏で、若き藤川真弓の覇気がみなぎっている。ヴァイオリン・ファン必携の一枚だ。
収録曲
ベートーヴェン:
01ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調op.47「クロイツェル」
フランク:
02ヴァイオリン・ソナタ イ長調