ミニ・レビュー
デセイ演じるアミーナがひときわ光彩を放つ。体当たり的アプローチで主人公に魂を吹き込み、荒唐無稽な筋書きに現実性をもたらすずば抜けた歌唱として絶賛したい。ピド以下のアンサンブルも彼女を盛り上げ、ベルリーニの傑作に新時代を画する録音となった。★
ガイドコメント
定評のあるデセイの演技力が存分に発揮されたアルバム。コロラトゥーラ歌手から一層の幅を広げ、ここでは初のイタリア・オペラに挑戦している。狂乱の場での迫真の演技では、デセイの実力が身に沁みて伝わってくる。
演奏
エヴェリーノ・ピド指揮 リヨン歌劇場管弦楽団 リヨン歌劇場合唱団 ナタリー・デセイ,ヤエル・アッザレッティ(S) サラ・ミンガルド(A) フランチェスコ・メリ,ゴードン・ギーツ(T) ポール・ゲイ(BR) カルロ・コロンバーラ(BS)