ミニ・レビュー
69年アポロ11号の月面着陸の実況中継を実体験した世代として、GLAYが提起した今回のテーマには考えさせられるところあり。50歳から始める夢もありかな。個人的にはビートルズのカヴァー「MOTHER NATURE'S SON」にシンパシーをぐっと感じさせられた。
ガイドコメント
2007年10月発表のシングルは、ライヴ・イベント“ROCK SHOCK VOL.4”で披露されたナンバーで、鬼気迫るパフォーマンスが味わえる。カップリングには、ビートルズ「MOTHER NATURE'S SON」のカヴァーなどを収録。
収録曲
[Disc 1]
01ASHES-1969-
通算37枚目となる疾走感あふれるロック・チューン。ロック黄金期の1969年をモチーフに、現代でそれを表現したらどうなるか……という発想で作ったとか。繰り返されるギター・リフ、ファルセットの効いたヴォーカルが心に響く。
02ROSY
求めても求めても満足できない愛の果てに、相手を思って別れを決意するまでの過程を歌ったラヴ・ソング。さざ波のようなギター・リフやファルセットが、切ないサビを盛り上げる。GLAYらしいロッカ・バラードだ。
03SORRY LOVE
傷つけて終わりを迎えた恋愛を痛切に悔やんだロッカ・バラード。TAKUROがみごとに季節の移り変わりを表現しており、情景が浮かんでくるようだ。語るように切々と歌うTERUのヴォーカルが心の琴線に触れる。
04MOTHER NATURE'S SON
通称『ホワイト・アルバム』に収録されているビートルズ・ナンバーをカヴァーしたアコースティック・ソング。かなりオリジナルに近い感じの出来栄え。ほんの少しエレキ・ギターを交えているのがGLAYならでは。
[Disc 2]〈DVD〉
01ASHES-1969- (Music Clip)
02SORRY LOVE (Music Clip)
03Music Clip Shooting (Documentary)