収録曲
01イントロ
Hydeoutの作品を彷彿とさせる、ピアノ・サウンドのコラージュで幕を開けるアルバムのイントロダクション。DJプレミアの渋いシャウト・インが、アルバム『デックストリーム・サウンド・トラックス』全体のセクシーでアダルトな雰囲気をうまく伝えている。
02プレイ・オン (Feat.ペップ・ラブ)
Pep LOVEをフィーチャーした2007年の大ヒット・シングル。オーソドックスなビートと流麗なコーラスのループが、クールでセクシーなトラックを形作る。Pep LOVEのナチュラルなラップとも好相性だ。
03キャン・ユー・レット・ミー・ノウ (Feat.ルペ・フィアスコ、バーバル (m-flo)&サラ・グリーン)
ルーペ・フィアスコ、Verbal(m-flo)、サラ・グリーンと豪華なゲストを迎えた注目曲。ファンキーなギターのカッティングと、涼しげなピアノ使いがポップ&クールだ。三者三様のヴォーカル・スタイルがカラフルに交錯する。
04インコンビニエント・トゥルース (Feat.アロウ・ブラック)
イントロのピアノで一気にテンションが上がるキラー・チューン。ソウルフルでファンキーな上モノが、野太いベース・ライン上を疾走していく。ゲスト・ラッパー、アロエ・ブラックのフロウはオーソドックスながら、フックでは見事な歌心が感じ取れる。
05ファイヴ・アラーム (Feat.ニッキー・ジーン)
ピアノとフルートの音色が繊細に響きわたるクールなソウル・ナンバー。ゲスト・ヴォーカルはニッキー・ジーン。エリカ・バドゥを思わせるウィスパー・ヴォイスがセクシーだ。海外のフロアでも大人気の、お洒落なジャジィ・ソウル。
06ライフ (Feat.ジュジュ・ビー)
これぞデックストリームの真骨頂とでもいうべき、必殺のピアノ・サウンドが惜しげもなく注ぎ込まれたソウル・ナンバー。ヴォーカリストはJuju Bee。切ない色気に満ちた歌声と落ち着いたピアノの音色が、極上の癒しを演出する。
07キープ・イン・ザ・ポケット (Feat.タリブ・クウェリ)
ファラオ・サンダースの大ネタを用いた豪華なトラックに、タリブ・クウェリのラップが盛り込まれた、反則上等のキラー・トラック。疾走するピアノ、悲鳴を上げるサックス、テクニカルなラップが、絶妙のバランス感覚で融合している。
08タッチ・オバーバルブ・ミンク (Feat.キャンプ・ロー)
涼しげなピアノの音色が哀愁と熱気を同時に提供する、クールなヒップホップ・チューン。ビートはミドル・テンポをキープしたシンプルなスタイル。キャンプ・ローの老獪なマイクリレーが堪能できる、スペシャルな楽曲に仕上がっている。
09スプレッド・ラブ (Feat.ザイオン・アイ)
アナログ盤が即完売したという大ヒット・ナンバー。軽快に踊るビートに高音のピアノが合わせられたトラックが、いかにもなデックストリーム・サウンドだ。ゲスト・ラッパー、ザイオン・Iの温かみのあるラップもポップに響く。
10サムシング・アバウト・ミー (Feat.モカ・オンリー)
緩やかなホーンのメロディとパーカッシヴなビートが温かな空気感を作り出す。ピースフルで愛らしいトラックとモカ・オンリーの素朴なラップが好相性だ。肩の力を抜いて聴きたい、オーガニックなヒップホップ・ナンバー。
11スリー・ツー・ワン・コンタクト (Feat.サーリアル (Sound Providers))
サキソフォンの煙たいフレーズがアダルトな表情を醸し出す、ジャジィなヒップホップ。トラック以上にクールで色気のあるフロウを放つのは、ゲスト・ラッパー、サリアル(サウンド・プロヴァイダーズ)。官能的な夜のサウンドに仕上がっている。
12メモリー・オブ・メロディーズ (Feat.ドレッド・スコット&エイドリアナ・エヴァンス)
話題沸騰の先行シングル曲。メインMCにドレッド・スコット、フックにエイドリアナ・エヴァンスを配置した、贅沢な“夫婦ブッキング”が楽しめるセクシーな楽曲だ。トラックにもコモン「リザレクション」を用い、スキのないキラー・トラックに仕上がっている。
13スティル・ヒア (Feat.バハマディア)
アルバム『デックストリーム・サウンド・トラックス』のラストを飾るにふさわしい、儚くも穏やかなヒップホップ・ナンバー。女性ラッパー、バハマディアのハスキー・ヴォイスによるクールなフロウが聴ける。ミドル・テンポのBPMと切ないピアノのフレーズも印象的だ。
14キープ・イン・ザ・ポケット (リミックス) (Feat.タリブ・クウェリ)
大御所タリブ・クウェリをフィーチャーした話題のシングルのリミックス曲。トラックに高音のシンセ・サウンドが多用され、野太いグルーヴ感が失われた分、タリブ・クウェリのスキルが目立つ構造となっている。