ミニ・レビュー
「赤色群像」(inst.)から続く3部作シングル第2弾。最期の日の中での希望を描いたナンバーで、ギターによる静寂のオープニングから徐々に音世界が展開、絶望の中にある希望の光を描いている。カップリングは恒星ベガをモチーフにしたドラマティックなナンバー。
ガイドコメント
ACIDMANの2007年度3部作シングルの第2弾。各季節ごとに色を意識したシリーズ作で、3曲あわせてひとつの組曲が完成する。前作の“赤”に続いて、本作では“青”をイメージし、彼らならではの感性が息づいた豊かなサウンドを紡ぎ出している。
収録曲
01UNFOLD
14thシングルは、色を失ってしまった世界への深い郷愁を四季折々の自然描写とともに歌ったエモーショナル・チューン。静寂なるオープニングから次第に音が重なり合って、緩急の効いた壮大なクライマックスへと転じていく。
02ベガの呼応 (inst.)
「赤色群像(inst.)」から始まる、光の三原色をイメージした3部作の第2弾。本作のテーマは“青”で、恒星・ベガをモチーフにした9分超のインスト・ナンバー。ゆっくりと始まり、やがて深みをたたえていく。