ミニ・レビュー
結成10周年で通算10枚目のシングル。ライヴ・バンドとして堅実な人気と実力を誇る彼らが、幅広い引き出しの中から引き出した「goes on」は、せつないメロディと熱く疾走するパンキッシュなバンド・サウンドを持つ王道路線。ライヴの盛り上がりが目に浮かぶ。
ガイドコメント
デビュー10周年となる2007年11月発表の通算10枚目のシングル。“突き進め”という意味を持つタイトルどおり、メンバーの力強い気合いが感じられるナンバーだ。その疾走感と重量感は、3ピース・バンドの限界に迫る勢い。
収録曲
01goes on
“突き進め”という意味のタイトルの10thシングルは、脳天直撃のハイテンション・チューン。絶妙にブレンドされた日本語詞と英詞が、前向きに生きることを力強く訴える。人の温かさを感じさせる世界観が印象的。
02RUMBLING BALL
激しいビートがうねりまくるメロディック・ハードコア・チューン。TAKUMAがず太い低音で“今日はちょっと休まして?”と叫べば、NAOKIが高音で英詞を発する。生き急ぐばかりだと幸せは見えないと、人生訓を示してくれる曲だ。
03雨
TAKUMAがデス声もダミ声も使わず、優しさいっぱいに歌い上げるロスト・ラヴ・ソング。いろいろなものが魔法が解けていくように色褪せるさまが綴られる。ポップなサウンドが切なさを盛り上げ、多くの共感を呼ぶはず。