ミニ・レビュー
意外な感じもするが、初のウィンター・ソング。「聖なる夜に」は彼女との初めての冬に寄せる思いをハート・ウォームに綴り、新たな定番クリスマス・ソングになりそうな好曲。「冬物語」もこれからの冬本番を切なくも温かく彩り、「ずっと二人で」の軽快なグルーヴィさも心地よく胸に響く。さすがだ。
ガイドコメント
初めて“冬”をテーマに制作された、2007年11月発表の両A面シングル。「聖なる夜に」は、クリスマスを彼らなりの解釈で描いた、温かなミディアム・チューン。「冬物語」は、4つ打ちトラックに切ないメロディが映えた感動的なナンバーだ。
収録曲
01聖なる夜に
16thシングルはケツメイシ初のウインター・ソング。好きな女性とカップルになって初めてのクリスマスを迎える男の心情を、ハートウォームに綴り上げていく。どこを取ってもラヴラヴな甘いクリスマス・チューンだ。
02冬物語
美しくも切ないメロディ・ラインと、たたみかけるような4つ打ちラップが混じり合うウインター・ソング。恋人と別れて1人で過ごすことになったクリスマス・シーズンに、男が寂しさと思い出に溺れていくさまを歌う。
03ずっと二人で
可愛らしい女性コーラスを交え、キュートなポップ・テイストで始まるラヴ・ソング。始まったばかりの恋の浮遊感を、わかりやすいリリックの中に表現していく。気恥ずかしいほどの幸せ感に満ちたトラックが耳に残る。