ミニ・レビュー
巧い。菊地裕介はパリで学び。ヨーロッパ各地のコンクールで優秀な成績を上げた超有望株。「ラ・ヴァルス」では4手のための編曲を多重録音で収録。音色への鋭敏な感覚が図抜けている。フランクでは理知的な側面も聴かせる。鮮烈なCDデビューとなった。
ガイドコメント
ジャック・ルヴィエに師事し、第5回プーランク国際コンクール1位など、数々の国際コンクールでの入賞歴を誇る菊地裕介のソロ・デビュー・アルバム。得意とするフランス音楽でその実力を発揮している。
収録曲
01映像第1集 (ドビュッシー)
02映像第2集 (ドビュッシー)
03ラ・ヴァルス (ラヴェル)
04主題と変奏 (プーランク)
05前奏曲、コラールとフーガ ロ短調 (フランク)
06月の光 (ドビュッシー)