ミニ・レビュー
マーラー編曲というといかにも派手な感じがするが、実際は見栄えをよくした薄化粧である。従って、原典の雰囲気はそのままで、いかにも洗練されたシューマンが楽しめるというわけだ。だからこそシャイーはこの版を選択したのだろう。録音も優秀。
ガイドコメント
ゲヴァントハウス管とのマーラーの編曲版によるシューマン・ツィクルスの完結編。イタリア人シャイーにより、明晰さと艶やかさを増したゲヴァントハウスの洗練されたシューマンが瑞々しく蘇っている。
演奏
リッカルド・シャイー指揮 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団