ガイドコメント
クラウス30代前半の録音。得意としたモーツァルトの瑞々しさやベートーヴェンでの造形の確かさ、ハンガリー時代にピアノの先生でもあったバルトークの溌剌(はつらつ)とした演奏など、若きクラウスの才気が迸(ほとばし)っている。
収録曲
01ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調K.333 (モーツァルト)
02アダージョ ロ短調K.540 (モーツァルト)
03グルックの「メッカの巡礼たちのアリエッタ「愚民を思うは」による10の変奏曲K.455 (モーツァルト)
04「エロイカ」の主題による15の変奏曲とフーガ変ホ長調op.35 (ベートーヴェン)
05民謡による3つのロンドSz.84 (バルトーク)
066つのルーマニア民俗舞曲Sz.56 (バルトーク)