ミニ・レビュー
宮古島出身の自作自演歌手の2008年作。社会に問題提起する「3%」を切々と歌っても人懐っこさがあるのは方言の響きゆえ。幸福感に包まれるワルツの「Yapai Yapai」、映像的な歌詞と穏やかな曲調が郷愁を誘う「製糖屋」、力強いバンド・サウンドに絡む沢田穣治編曲の弦が美しい「待つの木物語」など、多彩な内容。
ガイドコメント
沖縄本島を拠点に音楽活動を続ける宮古島出身のアーティスト、下地勇の2008年1月発表のアルバム。前作同様、故郷・宮古島の方言で歌われた作品で、よりメッセージ性が強く、より胸に響く仕上がりだ。
収録曲
013%
02信念の道 西へ
03アヤスキ・ミドゥン
04誇り
05新品上等伝説
06イヌツ
07Yapai Yapai (アルバム・バージョン)
08Interlude1
09ヤドゥバス
10Mr.カマの苦労
11製糖屋
12The二者択一
13ヤドゥバス・リターン
14俺は歌っている
15待つの木物語
16おばぁ (2007シングル・バージョン)