ミニ・レビュー
スキマスイッチの大橋のソロ・デビュー・シングル。快い薫風が吹いているような颯爽としたメロディと人の好いキャッチーなヴォーカルに心も弾む珠玉のポップス。「そろそろいかなくちゃ」はスガシカオのナンバーを秦基博とデュエットでカヴァー、原曲のヒリヒリしたナイーヴさをまろやかに歌っている。
ガイドコメント
スキマスイッチの大橋卓弥によるソロ・デビュー・シングル。よりパーソナルな一面を押し出した詞作が印象的で、温かい空気感に包まれた仕上がりだ。カップリングでは、秦基博とともに挑んだスガシカオ「そろそろいかなくちゃ」のカヴァーなどが楽しめる。
収録曲
01はじまりの歌
颯爽と駆け抜けていくメロディと大橋のハイトーン・ヴォイスが交錯する、珠玉のポップ・チューン。軽やかなピアノの旋律とソフトなスキャットがキャッチーに響き、ときめきがいっぱいだ。ユーキャン2008キャンペーン・ソング。
02少年と空
少年時代のやんちゃな思い出と大人になってしまった戸惑いを歌い上げた、メッセージ色の強いフォーク・ソング。アコギとピアノが奏でるキャッチーで甘酸っぱいメロディや、誠実で前向きなセンチメンタリズムが心地良い。
03そろそろいかなくちゃ (VOICE×VOICE Vol.1:秦基博)
モラトリアムに揺らぎあえぐ男を描いたスガシカオのナンバーを、秦基博とともにカヴァー。ピンと張った透明感のある大橋の声と紗がかかった雰囲気を醸す秦の声。対照的な二人が、原曲がたたえるヒリヒリした世界観をマイルドに彩っている。
04はじまりの歌 (Backing Track)