ミニ・レビュー
ハーディングのDG移籍第1弾。ハーディングのウィーン・フィル・デビューがこの曲だったようだが、若手の彼がよくぞこの強者集団をここまで本気にさせたかと感心する。特に両端の楽章の気迫と集中力、さらにこのオーケストラの持つ美質が存分に発揮されている。
ガイドコメント
ハーディングのDG移籍第1弾。マーラーの第10番は、ハーディングがウィーン・フィル・デビューの時の曲でもあり、楽譜を吟味し、時間をかけて再びVPOと取り組んだ注目作。
収録曲
マーラー:
01交響曲第10番嬰へ短調 (デリック・クック補筆完成版)
演奏
ダニエル・ハーディング指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団