10-FEET / VANDALIZE

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10-FEET / VANDALIZE
CD
  • アーティスト:
  • 原題:
    VANDALIZE
  • ジャンル:
    国内ロック&ポップス
  • レーベル:
    BADASS / NAYUTAWAVE RECORDS
  • 規格品番:
    UPCH-20076
  • 価格:
    2,723 円(税込)
  • 発売日:
  • 取り扱い店:
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ミニ・レビュー
これまでも熱烈な支持を得てきた三人組だが、5枚目となる本作は、ELLEGARDENでいうところの『RIOT ON THE GRILL』のような、知名度を上げる決定打となりうる作品に仕上がった。サウンドの潔さ、メロディの力強さと美しさに涙が止まらない一枚。★
ガイドコメント
京都出身の3人組、10-FEETの5thアルバム。多くの若者に支持されている、どん底の辛さから生まれるポジティヴ思考が魅力的。すべてを一度受け入れてから破壊するという、勇気に満ちた力強さが感じられる一枚だ。
チャート
  • TOWER RECORDS 渋谷 アルバム総合
    2位 (2008/2/25)  ⇒  14位 (3/3)
  • TOWER RECORDS 新宿 アルバム総合
    3位 (2008/2/25)
  • TOWER RECORDS 札幌 アルバム総合
    1位 (2008/2/25)  ⇒  1位 (3/3)
  • TOWER RECORDS 名古屋 アルバム総合
    1位 (2008/2/25)  ⇒  5位 (3/3)
  • TOWER RECORDS 大阪 アルバム総合
    2位 (2008/2/25)
  • TOWER RECORDS 福岡 アルバム総合
    1位 (2008/2/25)  ⇒  6位 (3/3)
  • TOWER RECORDS ジャパニーズ ロック&ポップス アルバム
    2位 (2008/2/25)  ⇒  8位 (3/3)
収録曲
01U
フィードバック・ノイズから疾走するロックなAメロ、突如顔を出すレゲエ調のメロウなBメロ、再び疾走するパンキッシュなサビ。特徴的な構成を持った絶妙のミクスチャー感覚が、緩急のついたインパクトを提供する佳曲だ。
02B.D.H
SUM41やオフスプリングを思わせるアッパーなメロディ・パートとハードコア・パンク風のデスなビートを往復する、ゴージャスな構成が特徴。メロディ・パートの疾走感にも、ハードコア・パートのヘヴィネスにも、一貫してタフな熱気が宿っている。
03goes on
パワフルで爽快なコードが進行する、メロディアスなパンク・ナンバー。シンプルな曲構成ゆえに、歌に込められた純粋なパッションがストレートに伝わってくる。日本語と英語が混在したリリックの響きにも、まったく違和感がない。
04STONE COLD BREAK
トリッキーなギターのカッティングとワウの響きからグルーヴィなリフが生み出され、ラップ調のヴォーカルがその上に乗せられる。サビと間奏では相変わらずのパンキッシュな疾走感が加速していく。いくつもの多彩なパートが織りなすミクスチャー・ロック。
05wander?
ハイスタンダードを彷彿とさせる、アッパーでメロディアスなパンク・チューン。Aメロ、Bメロさえもサビとして成立しそうなほどポップな爽快感に彩られ、あっという間に聴き終わる2分51秒。ポジティヴなメッセージが込められた日本語詞にも共感が持てる。
06BLAME ME!!
ゴリゴリのハードコア・リフが圧倒的なエネルギーを放つ、ヘヴィロック仕様。開きっ放しのハイハット、歪んだディストーション、高速回転する野太いラップと、ワイルドなパーツが展開するなかで、サビだけがとびきりポップでメロディアスだ。
07SHOES
スカ・パンク風の軽快なギター・リフが印象的なパンク・チューン。ライヴ・ハウスでシンガロングを誘発するであろう、遊び心あふれるコーラス・ワークも特徴だ。シンプルなメロディにシンプルなメッセージが込められた、爽やかで潔い楽曲。
08
アルバム『VANDALIZE』で唯一の日本語タイトルを持った、耳なじみの良い日本語ロック。パンキッシュなアンサンブルに、アコースティック・ギターが隠し味として用いられている。彼らの歌心がよく表われた、エモーショナルな楽曲だ。
09Pitfall
ハンドクラップや微妙に音程をズラした味のあるギター・リフがユーモラスに鳴り響くサウンドが、ファンキーで可愛らしい。曲間の“HEY!”という掛け声など、ライヴで客席との一体感を生むのに一役買いそうな、にぎやかでポップなトラックだ。
10RUMBLING BALL
彼らの真骨頂である、パートによって曲の表情が目まぐるしく変化するミクスチャー・ロック仕様。“今日はちょっと休ませて”のリリックが笑いを誘うハードコア・パートと爽快なメロディが疾走するパンクなサビが醸す、バランス感覚が絶妙だ。
11my pet theory
パンキッシュな疾走感が全体のカラーを形作るのは相変わらずだが、レゲエ風のBメロ・パートが一筋縄ではいかない10-FEETらしさを確立させる、特徴的なミクスチャー・チューン。英語のリリックには“あなたは尊い存在だ”というポジティヴなメッセージが込められている。
12BEAUTIFUL WORLD
アルバム『VANDALIZE』のラストにふさわしい、構成力のある重厚なロック・ナンバー。クリアなギターがサビに突入するとワイルドに歪み、ヴォーカルのヴォルテージもそれに合わせて上がっていく。ミドル・テンポに熱量の高いエモーショナルさがうまくパッケージされている。
仕様
初回のみREPAK (紙製トレイ)仕様
タイアップ
  • 「U」 - テレビ愛知「a-ha-N varie」エンディングテーマ
アーティスト
  • 10-FEET
    京都府出身のロック・バンド。メンバーはTAKUMA(vo,g)、NAOKI(b,vo)、KOUICHI(ds,cho)の3名。名前はバスケットボールのゴールの高さで、届きそうで届かない距離(約3メートル=10フィート)の意味も持つ。1997……
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