ミニ・レビュー
メジャーでの3作目。胸をえぐる言葉が青春の日々の古傷を思い出させ、それがポップな響きから突然聴こえてくる。時折、竹内まりやを思わせる歌声であったりもする。カヴァーの選曲を含め、洋楽指向のその批評眼は二世代上の上質なポップ感覚に通じる。
ガイドコメント
作曲家としても活躍するシンガー、高田みち子の3rdアルバム。ガールズ・トークを軸に、恋・結婚・仕事などで揺れる女心を表現した楽曲で構成されている。ジャズ・テイストを交えたポップなヴォーカルは女性の支持を集めそう。
収録曲
01TOKYO GIRLS TALK
02Doesn't Mean Much
03青春の残照
04大桟橋と観覧車
05Come In From The Rain
06Homecoming
07私の10年
08This Girl is in Love With You
09水泳クラブ
10この胸いっぱいの愛をクローゼットに閉じ込めて
11Lonesome Car-boy