ミニ・レビュー
シェーンベルクは、さらなる深みに踏み込める可能性を残しつつも過去最高の完成度と言うべき切れ味。シベリウスでは、人口に膾炙しつつも実はしたたかに込み入ったこの作品のテクスチュアを徹底して描き出している。サロネンのサポートは、まさに目利きの仕事ぶり。★
ガイドコメント
完璧な技巧と知的なアプローチで、確固とした地位を築き上げたハーンの20世紀作品集。ロマン派の延長線上に位置するシベリウスと、ロマン派から一歩進んだシェーンベルクという、ハーンらしい選曲だ。
演奏
ヒラリー・ハーン(VN) エサ=ペッカ・サロネン指揮 スウェーデン放送交響楽団