ミニ・レビュー
巨匠の生誕100年を飾る名盤、ついに復活! ウィーン時代のカラヤンの斬新かつ大胆な名演奏が、圧倒的な音の奔流となって小さなディスクから汲み出される。JVCリマスタリングのCDレイヤーの音質にも注目。充実の意匠や添付物だが、価格設定は少々辛い?
ガイドコメント
「カルメン」の歴史的名盤として名高い録音。プライス、コレルリ、メリル、フレーニといった当時全盛期のそうそうたるメンバーを揃え、カラヤンは極上の演奏を披露している。SACDハイブリッド化で一段とその価値が高まった。
演奏
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ウィーン国立歌劇場合唱団 ウィーン少年合唱団 レオンタイン・プライス,ミレッラ・フレーニ,モニク・ランヴァル(S) ジュヌヴィエーヴ・マコー(MS) フランコ・コレルリ,モーリス・ブザンソン(T) ロバート・メリル,ジャン=クリストフ・ブノワ,ベルナール・デミーニー(BR) フランク・シューテン(BS)