ミニ・レビュー
世界初CD化。ハイドンもその温かくアットホームな雰囲気が素晴らしいが、モーツァルトはさらに美しい。テンポは非常に小気味よく、二人の独奏者ともに明るく瑞々しい音色がいっぱい。オーケストラの新鮮な響きも印象深い。とびきりの掘り出しもの。
ガイドコメント
ともに今回初CD化となる作品を収録。ソロのラウテンバッハーは、バッハの無伴奏ソナタとパルティータの演奏が高い評価を得ているドイツのヴァイオリニスト、コッホは言わずと知れた名手。ハイドンも素晴らしい演奏を聴かせている。
収録曲
モーツァルト:
01協奏交響曲K.364 (ヴァイオリンとヴィオラのための)
ハイドン:
02協奏交響曲変ロ長調Hob.1-105 (ヴァイオリン、チェロ、オーボエ、ファゴットのための)
演奏
イシュトヴァン・ケルテス指揮 バンベルク交響楽団 スザンネ・ラウテンバッハー(VN) (1)ウルリヒ・コッホ(VA) (2)ペーター・シュヴァルツ(VC) ヴィンフリート・リーベルマン(OB) ハンス・ベア(FG)