ミニ・レビュー
17枚目のシングル。「ロケットスニーカー」は好きという感情を、持ち前の卓越した言葉遊びで歌ったポジティヴなポップ・ナンバー。小気味よいピアノで心も弾む。「One×Time」は、メロウなヴォーカルとストリングスが溶け合った極上のラブ・ソング。アコギが郷愁を誘う「空とくじら」は、感覚的な詞が謎めき寓話のよう。
ガイドコメント
通算17枚目、2008年第1弾シングル。全国32公演、約10万人を動員した全国ツアーを通して獲得したエネルギーがそのまま伝えられたかのような渾身の仕上がり。胸に突き刺さるような情感豊かなヴォーカルに魅了される。
収録曲
01ロケットスニーカー
今、生きていられることの素晴らしさを“ああ、地球っこ”というフレーズで描写したポップ・チューン。活力あるポジディヴな詞をいっそう元気にさせるのは、丈青による弾力あるピアノだ。関西テレビ『さんまのまんま』エンディング曲となった17thシングル。
02One×Time
スナップ音と軽快に刻まれるギターが次第に幸せで満ちていく心を描写した17thシングル。指先をすべらせ……溶けるように重なる、というメイク・ラヴ・ソングだが、人なつこいヴォーカルによってキュートに聴こえてくるから不思議。「ポンズ ポアホワイト」CM曲。
03空とくじら
04ロケットスニーカー (Instrumental)
05One×Time (Instrumental)