ミニ・レビュー
熱帯JAZZ楽団を率いるパーカッション奏者が98年以来、アルバムのアクセントとして歌ってきたスタンダードを集め、新録5曲を加えた作品。「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」を典型に真剣かつ肩の力を抜いたヴォーカルの佇まいが魅力。ピアノ・トリオ+サックスの小編成でしっとりまとめた「ホエン・サニー・ゲッツ・ブルー」の渋さもいい。
ガイドコメント
オルケスタ・デ・ラ・ルス〜熱帯JAZZ楽団と、日本のラテン・シーンを牽引してきたカルロス菅野の2008年6月発表のアルバム。ジャズ、ラテン、ポップスの名曲を甘い歌声でカヴァーしている。
収録曲
01FLY ME TO THE MOON
02NIGHT AND DAY
03POINCIANA
04DAY BY DAY
05CHERRY PINK AND APPLE BLOSSOM WHITE
06I COULD HAVE DANCED ALL NIGHT
07I JUST CALLED TO SAY I LOVE YOU
08FLAMINGO
09MORE
10BEGIN THE BEGUINE
11WHEN SUNY GETS BLUE
演奏
カルロス菅野(VO,PERC) (1)(2)(4)〜(6)(8)(10)熱帯JAZZ楽団