ミニ・レビュー
日本の童謡/唱歌を現代的な視点で見つめ直そうというシリーズ第2弾。2、4曲目など80年代アンビエント風味のアレンジが目立つ。そんななか、ビッグバンドの包み込むようなサウンドに負けじと包容力を発揮する畠山美由紀の「浜辺の歌」には泣かされた。エンケンの「黄金虫」も豪快。★
ガイドコメント
日本の心情風景に溶け込む唱歌を人気アーティストがカヴァーするコンピレーションの第2弾。高橋幸宏、原田知世ら参加陣がおのおのの解釈で新たな色を添え、現代にふさわしい形へと生まれ変わらせている。
収録曲
01たなばたさま (アン・サリー+Hands of Creation)
02シャボン玉 (高橋幸宏+権藤知彦)
03美しき天然 (マイア・バルー)
04あめふり くまのこ (原田知世+鈴木慶一)
05椰子の実 (小池光子+神田朋樹)
06青い眼の人形 (cero)
07みかんの花咲く丘 (太田裕美+BANANA-U・G)
08村祭 (香西かおり+仙波清彦)
09朧月夜 (おおはた雄一)
10黄金虫 (遠藤賢司)
11浜辺の歌 (畠山美由紀 with ASA-CHANG&ブルーハッツ)