ミニ・レビュー
コルトレーンとマルコムXに捧げられたという問題作。音楽が思想を語ることの多かった時期のもっとも先鋭化した作品。アンディ・ベイの参加がアフリカンな色合いを付け加えた「ピープル・ダンス」、コルトレーンの爆発的なエネルギーを思い起こす最も過激な「ザ・ウォーリアーズ・ソング」と、時代感が横溢する。
ガイドコメント
ゲイリー・バーツの諸作の中でも思想的な側面の強い1970年の作品。ヴォーカリスト、アンディ・ベイらとともにジャズのカテゴリーをいったん取り払いつつ、黒人音楽の誇りのようなものを滲み出している。
演奏
ゲイリー・バーツ(SS,AS,NAR) アンディ・ベイ(VO) ジュニ・ブース(B,EL-B) ハロルド・ホワイト(DS) ナット・ベティス(PERC)