ガイドコメント
ダウランドは16世紀イギリスを代表するリュート奏者兼作曲家。その最大のヒットは、“涙のモチーフ”を持った「流れよ、わが涙」で、ヨーロッパ最大のヒットとなった。本作は、名盤と言われた歌曲全集からの抜粋。
収録曲
ダウランド:(歌曲集第1巻(1597)から)
01わが思いには希望の翼
02ぼくの受けた苦しみを
03今こそは別れねば
04行け 透明な涙よ
05眠れ 定まらぬ思いよ
06さあ もういちど 愛が呼んでいる
07来たれ 重い眠り (歌曲集第2巻 (1600)から)
08ぼくは見た あの人が泣くのを
09流れよ わが涙
10珍品はいかが ご婦人がた
11乞いを求める? (歌曲集第3巻 (1603)から)
12泉よ そう湧き急ぐな
13思いとげられぬとしたら どうしよう
14そう泣くな 悲しみの泉よ (歌曲集「巡礼の慰め」 (1612)から)
15時よ しばらくは飛ぶのを待て
16言ってくれ まことの愛よ (「音楽の饗宴」 (1610)から)
17暗闇にぼくは住みたい
演奏
アントニー・ルーリー指揮 コンソート・オブ・ミュージック キャサリン・マッキントッシュ(トレブル,ヴィオール) ポリー・ウォーターフィールド(テノール・ヴィオール) イアン・ゲイミー(テノール・ヴィオール) トレヴァー・ジョーンズ(バス・ヴィオール) (4)(7)(10)(12)(14)(16)エマ・カークビー(S) (10)(15)(16)ジョン・ヨーク・スキナー(C-T) (1)〜(6)(10)(11)(13)(15)〜(17)マーティン・ヒル(T) (8)(10)(15)(16)デイヴィッド・トーマス(BS)