ミニ・レビュー
カナダ出身の女性トランペット奏者イングリッド・ジェンセンのファースト・アルバム。確かなテクニックでスピーディに吹く痛快な演奏が十分なインパクトを与える。彼女はこの後も順調に活躍を続けるわけだが、このデビュー・アルバムを聴けば納得するだろう。
ガイドコメント
カナダが生んだフィーメイル・トランペッター、イングリッド・ジェンセン。94年にENJAに吹き込んだ本作は、バークリー音楽院在学中からのメンターでもあるジョージ・ガゾーンやラリー・グレナディアらを迎えた豪華セッションだ。
収録曲
01MARSH BLUES
02SKOOKUM SPOOK
03VERNAL FIELDS
04EV'RYTIME WE SAY GOODBYE
05I LOVE YOU
06THE MINGUS THAT I KNEW
07STUCK IN THE DARK
08CHRISTIANE
09BY MYSELF
演奏
イングリッド・ジェンセン(TP,FLH) スティーヴ・ウィルソン(AS,SS) ジョージ・ガゾーン(TS) ブルース・バース(P) ラリー・グレナデア(B) レニー・ホワイト(DS)