ミニ・レビュー
前半はフンケ&ゲヴァントハウス・バッハ・オケとの共演。村治とオケとの親密なコミュニケートが聴ける。後半はソロ。じっくりと丁寧に「シャコンヌ」などを弾く。彼女自身の編曲による「メヌエット」を含め、“村治佳織のバッハ”が楽しめる。
ガイドコメント
村治佳織の初めてのバッハ・アルバム。チェンバロ協奏曲のギター版を取り上げており、ギター・ファンには見逃せないアルバムとなっている。村治の新境地を示した充実の仕上がりだ。
収録曲
J.S.バッハ:
01チェンバロ協奏曲BWV1053 (ギターとオーケストラのための編曲版)
02G線上のアリア (ギターとオーケストラのための編曲版)
03チェンバロ協奏曲BWV1056 (ギターとオーケストラのための編曲版)
04主よ、人の望みの喜びよ (ギター・ソロ)
05パルティータ第2番BWV1004 (ギター・ソロ)
06メヌエットBWV Anh.114&115 (ギター・ソロ)
演奏
村治佳織(G) クリスチャン・フンケ指揮 ゲヴァントハウス・バッハ・オーケストラ