ミニ・レビュー
絶叫で幕開けする「アカリ」に一瞬とまどうが、主役はトラックメイカーでもあるピアニカ奏者。叙情的な「錆びる灯」からは、ポップなメロディ書きとしての横顔も。ダブ〜アンビエントの粋を、多彩な客演を迎えた音作りで乗り越えようとする意欲がうかがえる半面、未整理な面も。
ガイドコメント
ピアニカ奏者/トラックメイカーの池永正二のソロ・ユニットによるアルバム。関西アンダーグラウンド・シーンのアーティストたちを多数招いて、哀愁漂うメロウなピアニカをベースにしたナンバーを展開している。
収録曲
01アカリ (feat.石井モタコ (from オシリペンペンズ))
02よく眠る
03トカレフ
04錆びる灯
05時間
06silent way
07トオクノ
08引火
09コウカン
10十数えて (あらかじめ決められた恋人たちへREMIX) (audio safari)